娘のコト4
2011年 12月 27日
幼稚園でいろんな経験をし
元気いっぱいな毎日を過ごしていたあやねに
転機が訪れたのは
2000年12月22日
その日のこと、私は一生忘れることができないでしょう
深夜11時
その日は私の実家に親子三人で泊まっていました
「大変だ!」
「ちょっとママ見て!」
その声にびっくりしてあやねを見ると
あやねが痙攣を起こしていました
「大丈夫さ」を繰り返す父
「どうしよう」とオロオロする母
あやねの顔付きをみると完全に意識を失っておりおまけに舌を噛んでうっすら血が流れていました
…ただごとじゃない…
直感でそう思った私は「救急車を呼んで!すぐ!」と叫んでいました
救急車で搬送された総合病院にはたまたま小児科のドクターはいらっしゃいましたが一向に痙攣の止まらないあやねに大分苦戦していたようです
そして40分後
やっとあやねが運ばれてきました
モニターのコードだらけになって…
あちこちに点滴の針をさされて…
「あやね…」
私の声かけにも全く答えず
裸同然にされ、紙オムツをされているあやねの姿…
その姿にショックで…私の心臓はパンクしそうなくらいバクバクしていました
でも、そのときはこれから私達親子に降りかかって来る重大な出来事の
ほんの前哨戦だということに
当時の私は…全く気づかなかったのです
つづく
by littleyell
| 2011-12-27 14:53