自分をえらんで生まれてきたよ
2012年 05月 26日
今日普段は寄らない本屋さんに何気なく入り
普段はめったに買わないハードカバーの新刊のコーナーに…
最新刊のコーナーにあったこの本
優しいパステル調の表紙に惹かれパラパラと中を見たら…
心にズキューンと響いて
思わず衝動買い
そして駐車場で一気に読んでしまいました
そしてそして
涙が止まりませんでした
作り話ではなく
お子さんの言葉をママが記録していたものをまとめて出版されたとのこと
胎内記憶の話や
生きることの意味など
本当にそうだよ そうだよ
と思えることを素直に語ってくれていて (しかも三歳から九歳の間に語ったことばだということで…びっくりしました)
作者のりおくんは
病気を抱えて生まれて来たお子さんですが
ハンディキャップを持つ我が娘の気持ちになぞらえて読み進めると
本当に涙が止まりませんでしたね
もちろん息子のこともね
ひとりひとり
命って本当に大切で尊いなあとあらためて感じました
特に心に響いたのは
最後にあった
りおくんのお母さんの言葉
とても素敵なのでその一部ですが書き留めておきます
ありがとうがいっぱい
生まれてくれてありがとう
わたしをお母さんにしてくれてありがとう
あなたの小さなぬくもりで
生きることはあたたかいことだと
教えてくれてありがとう
いのちはしなやかでたくましいのだと
教えてくれてありがとう
この世の痛みを教えてくれてありがとう
悲しみの中にも光りはあると
気づかせてくれてありがとう
ありのまま 受け入れること
信頼すること とがめないことを
教えてくれてありがとう
笑ってくれてありがとう
よろこびは どの瞬間にもあるのだと
ほほえみで語ってくれてありがとう
いまここに生きる幸せを
たましいのありかを
教えてくれてありがとう
まるごとのあなたを
抱きとめる喜びを
分かち合ってくれてありがとう
今日もまた この一日を
わたしと共に歩んでくれて
どうもありがとう
「自分をえらんで生まれてきたよ」
いんやく りお
サンマーク出版
より抜粋
小さな哲学者の言葉はきっとどんな人の胸にも響くものがあると思います
オススメです
little yell
もりかずえ
by littleyell
| 2012-05-26 21:14
| サロンのこと